轢死注意!市場の中をいきなり電車が走り抜ける「メークロン線路市場」が大人気観光地な件 (全2ページ)

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タイ サムットソンクラーム メークロン

電車が来るという事が前提に無ければ、タイの地方の街の平和な日常風景でしかないんですがね…こういう所のおばちゃんってみんな大阪人に見えてくるんですが、気のせいでしょうか。

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そして各店舗の陳列ケースもよく見て欲しいのである。電車到着時に対応するためにすぐどかせられるよう車輪とレールが付いたものまである。商店主はわざわざ品物を一つ一つ畳むまでもなく、テントを下げる→陳列ケースを手前に引く、の2ステップで対応可能なのだ。

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線路市場の普段の様子を見ていると、下に線路が走っていなければ本当に何の変哲も無い普通の市場のようにも見える。それぞれの店舗は日除けのテントを大きく店の前に出しているが、これが電車通過時になると…

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ご覧のように見る見るうちにテントが畳まれ、ズラリと並んでいたはずの各店舗の陳列棚も早業で引っ込められる。そして商店主達が現地語で「危ないぞ、電車が来るぞ」と大声でアピール。

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電車の通過時間に近付くと徐々に観光客が呑気に集まり始めるので、商店主達も結構怒り気味に注意してくる。線路際で写真撮影の準備に掛かる人達多すぎで、もちろん我々もその中に加わってるんですが…

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程なく、線路の向こうから真っ黄色なボディのタイ国鉄車両がのっそのっそと線路市場の中に入線してきました。観光客もシャッターチャンスとばかりにバシャバシャ撮りまくり。来る直前まで自覚なかったですが、そんなに有名観光地だったんすねここ…

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恐らく時速5キロくらいの超ノロノロ運転で人を轢き殺さないよう慎重に進んでいく電車だが、片づけ切れてない八百屋の野菜が一部電車の下敷きになっていますよ?大事な売り物だと思うんですが、そこんところはマイペンライなんですかね。

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電車はゆっくりめなスピードで進んでいくが、とにかくすれすれの場所を通っているので、迫力はあるっちゃありますよね。これが危険だと言われると、我々としては日本の通勤列車が100キロ以上のスピードでホームの脇を爆走していく上に毎年自殺者が出る総武線の新小岩駅とかの方がよっぽど危険に思いますが皆様如何お思いでしょう。

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電車一本通過するのを見る為に2時間程市場で時間を潰し、ようやく1日4往復しかしない電車がメークロン駅に到着した。すかさず記念撮影しまくる観光客が入れ替わり立ち代わり電車の前に立つ。特に多いのが韓国人ニダね。あっちゃこっちゃ出しゃばってここぞとばかりに記念撮影しまくるので彼らをレンズの視界に入れず撮る事ができない。

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ところでメークロン駅の先には何があるかというと、線路はここで唐突に途切れる。すぐ向こうにあるのはメークロン川で、川の寸前まで線路があるんですが、車止めも気持ち程度しかないしょぼいものだし電車が暴走したらそのまま突っ込みそうな勢いだな。

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線路が突き当たった先のメークロン川が流れていて、ここから先は船での移動がメインになるらしい。川向こうに住んでいるらしい地元民が続々フェリーに乗り込んでいく。

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本当ならメークロン線に橋を架けて、その先にあるタイ国鉄南本線のパークトー駅まで繋げる計画があったらしいのだが、結局実現できていない。世界一渋滞が酷い都市と言われるバンコクを中心とした鉄道網を何とかしようという気がこの国にはあんまりないようである。

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現在メークロン線路市場を訪問する際に注意が必要な点としては、まずメークロン駅に電車が来るのが1日にたったの3往復であるという事。我々が訪問した2013年2月時点では4往復していたのだが、どうやら同年9月のダイヤ改正で減便されてしまったらしい。

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現在、メークロン発の電車は6時20分、10時20分、14時30分、メークロン着の電車は、9時40分、13時50分、18時20分となっている。1日3往復6回、このタイミングを逃すと、肝心要の線路市場の名物風景が拝めないので気をつけましょう。

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さすがに小腹が減ったので、メークロン駅の中にある屋台でタイヌードル食って行きました…旨かったです。アローイアローイ。

メークロン線路市場はかなり知名度も高く、団体ツアーまで組まれているような場所だが、同じメークロン線のマハーチャイ駅の近くにも線路市場があるというので、気になる方は行ってみても良いかも知れません。


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DEEP案内シリーズ管理人。2009年から海外各地を訪問し始め、現在の訪問国は25ヶ国。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。