わざわざ地球の裏側のチ○コ遺跡を拝みにペルーのマ○コ・カパック空港から行きました (全2ページ)

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ペルー チチカカ湖

そうこうしているうちにチュクイートの街の中心、アルマス広場の前で車を降ろされる。ここから今回の目的地までは徒歩のようだ。ひと気も少ない、しょぼくれた田舎町みたいな感じです。

ペルー チチカカ湖

ガイド役のお姉さんはいかにも陽気なラテン系で、何の変哲も無いチュクイートの村役場なんかをハイテンションに案内されたりなんぞするのだが、村役場は村役場でしかないし、標高が高いので少し歩くと息が切れる。しんどい。

ペルー チチカカ湖

スペイン植民地だったペルーの街の中心には必ずと言って良いほどある「アルマス広場」の噴水も、チュクイートのそれはゴミが詰まっていたりして何ともアレな感じである。

ペルー チチカカ湖

そうしてやってきたのはここだ!チュクイートのアルマス広場から歩いてすぐの所にある、なんだかよく分からない学校の校庭のような原っぱである。ここに何があるかというと…

ペルー チチカカ湖

…謎の遺跡と…アルパカである。本場ペルーのアルパカさんがいますよ!

ペルー チチカカ湖

のほほーんと地球の裏側で馬鹿ヅラを晒しているアンデス高原の主要家畜動物であるアルパカさん、もふもふ触りたいのもやまやまだが目的はこいつに会いに来たのではない、その向こうにある遺跡だ。

ペルー チチカカ湖

このチュクイートにある遺跡、どうやら聞く所によると「インカの女性達が子孫繁栄のために祈願に訪れる」とか言う場所らしく、男根型のにょきっとした石のオブジェが田んぼの稲の苗のように等間隔に生えている。

ペルー チチカカ湖

男根を模した石はリアルにその形をしているというより「きのこの山」みたいな漫画のような形のナニをしているのだが、これに女性が触れる事で子宝祈願になるというらしいがどうにも胡散臭い。

ペルー チチカカ湖

しかしこんな地球の裏側の男根石でもわざわざ訪れて記念撮影している観光客のお姉ちゃんのノリの良い事。こういう場所での女性の強さというかテンションの高さに国境はないとつくづく感じさせてくれます。

ペルー チチカカ湖

つーか、遺跡なのに上に座ってもいいのかよ!と突っ込みたくなるほどテキトーなのはラテン国家ならではなのかと思ったのだが、後でこのチュクイート遺跡について調べるととんでもない事実が判明した。

ペルー チチカカ湖

この遺跡、別にインカ時代からあったものでは全然なく、「チュクイートの村人達が役場から補助金欲しさに観光資源として男根遺跡を創作し、村人全員で口裏合わせをしている」ものらしく、完全なる捏造遺跡だというのだ。もう、笑うしかないよね。2005年に捏造が発覚し、1993年頃に作られたものなんだとか。

ペルー チチカカ湖

地球の裏側まではるばるやってきてキョーレツなラテン系ジョークを食らって途方に暮れそうになるところをアルパカさんに癒してもらおうかと考えるとこいつがまた凶暴なアルパカで、近づいたら怒って突進してくるわ、なんとも可愛げがないアルパカ野郎でした。という訳で、歴史もロマンもへったくれもないチュクイート遺跡、脱力感に浸りたい方にはお勧めです。


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DEEP案内シリーズ管理人。2009年から海外各地を訪問し始め、現在の訪問国は25ヶ国。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。